TAEYANGインタビュー
「”2因子”テヤン?僕は身体で表現する歌手です」(2014.6.16)

(朝鮮日報) グォン・スンジュン記者
2014年6月16日 02:58
 
 


(2014年6月16日、「朝鮮日報」に掲載された記事の和訳です。
数社の翻訳フィルタを使い、読みやすさを重視した為、原本と違う箇所での改行や意訳も含まれているのでご了承ください。)



 
4年ぶりにソロ2集を発表したビッグバンのテヤン
ボーカル・大衆性に焦点を当てた音楽を披露




アイドルグループBIGBANGのメンバー・テヤン(26・本名=トン・ヨンベ)は、
モーツァルトにとってのサリエリのごとく、リーダー・ジードラゴン(26・本名=クォン・チヨン)の”2因子”としての印象が強かった。
だが、サリエリが音楽史に足跡を残した音楽家だったように、テヤンもソロ活動で自分の領域を構築した。

激しい踊りを踊りながらも、呼吸とリズムが乱れることはなかなか無い。
そんな彼が最近出した2集ソロアルバムで彼は、じっと立って歌う、緩いテンポの「目、鼻、口」をタイトル曲にした。
その理由が知りたかった。

私は先日の12日(木)、テヤンに会った。






YGはヤン・ヒョンソク代表が使用を許可した写真だけを提供してくる。
テヤンは「僕たちが他のアイドルのようにはビジュアルが良くないからそうしてるんじゃないか」と笑いながら言った。




―ステージで踊らずに歌う姿は初めて見るように思いますが。
 
以前は、僕がうまくできる音楽を前面に押し出してました。
するとファンのみんなは好きにはなってくれるけど、(そこに閉じ込められて)新しい試みができなくなっていました。
ボーカルに集中したかったし、もっと大衆的な感じにもしたかった。
アイドルが大衆性を心配していた事が不思議に感じた。

 
 
 
―以前の音楽が大衆的でなかったという意味ですか?
 
2010年にソロ1集を出した時は、アメリカのアンダーグラウンドなR&B音楽にハマっていました。

フランク・オーシャンのように、冷たく暗い感じのサウンドをベースにした黒人音楽をしたくなりました。
2番目のアルバムを準備しながらその方向で作業をしていたところ、ヤンヒョンソクYG代表に「これはあんまり大衆的ではない」と言われたんです。

その後、出てきたのが新しい歌たちです。


 

それが2枚目のアルバムが出るのに4年もかかった理由だ。
1集のアルバムではR&Bダンスとエレクトロニック調を中心だったが、第2集にはブリティッシュポップス風の「イゲ アニンデ(This Ain't It)」や、エフェクトを用いたボーカルと遅めのビットのポップサウンドが調和した「Stay with me」のような、様々なジャンルの曲が収録された。
テヤンは
「ブリティッシュPOPを僕が歌ったら風変わりな感じを出せるんじゃないかと思ったけど、完全には満足してません」
と言った。
 


 
 
 
―音楽的に、ジードラゴンのほうがよりスポットライトを浴びている方だ。
ソロミュージシャンとして欲があるようだが。

 
ジヨンはプロデューサーのイメージが強いからそうなるみたいですね。
僕は主にパフォーマンス型の歌手として活動していました。
このアルバム以降、音楽的な方向について悩みも多いが、結局僕は音楽を歌と身体で表現するのが好きな人間なんです。

 
 
 
―君はBIGBANGのメンバーの中でも唯一、演技や芸能出演をしないで歌手活動だけにやってるが。
 
喋るのが得意なほうではないし、顔も良いほうじゃない。
活動しない時はほとんどスタジオにいて、それが飽きたら、漢江に行って自転車に乗ったり、一人で映画を見ています。
他の人からしてみればたいしたことしてないように見えても、僕にはそれが面白いんです。



 
他のメンバーがいろんな話題でニュースに出ていても、テヤンは一般的な恋愛の噂ひとつ出たことが無かった。
デビュー8年目の彼はインタビューがぎこちないのか、手で腕の付近をずっとひねり回したりして、しまいにはひねった場所が赤くなるほどだった。



 
 
 
―以前に比べて最近のBIGBANGの音楽はサウンドも複雑で難しい。大衆の反応も減ったように思うが。
 
そうですね。僕たちもそれは心配しています。
3年前から僕たちはターニングポイントにきていると感じています。
でも僕たちが納得できないコンテンツを大衆に出すことなどできませんでした。
.大衆性と僕たちがやりたい事との適切なポイントを見つけるのは常に難しいです。


 
 
 
―BIGBANGのデビュー時と今では変わった事はあるか。
 
会社が大いに成長しました。
デビューした時は今のように体系化された教育やサポートはありませんでした。
音楽や振り付けもメンバー自らがやらなくちゃいけなかった。
その経験が、今僕たちの財産なんです。






 
〜終〜
 

 
 
出典:http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2014/06/16/2014061600132.html
(朝鮮日報 2014.6.16 02:58)




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